放課後、
帰り際に高山先生とすれ違ったので
ぺこりと頭を下げると。
「あいつ、胡散臭いよな」
うぎゃっ‼
耳もとで突然ささやき声が聞こえて
跳びあがる。
にょきっと
突然あらわれた遥先輩に
目を見開く。
「高山先生のことを
悪くいう人もいるんだ……
と思ったら、遥先輩」
「なんだよ、その冷たい態度は」
「別に」
ぷい。
「俺たちもう、
ただならぬ関係なのに
おかしいだろ、その態度」
「誤解されるような発言は
慎んでください」
遥先輩に背中を向けて、
足早にその場を離れる。
「つうか、
つきあってるんだよな、俺たち」
肩に乗せられた
遥先輩の手をパッと払う。
「つきあってません!」
「またそこから?
なにこれ、無限ループなわけ?
今朝、凛花のクラスメイトに
報告したばかりなのに?」
遥先輩が勝手に
巨大な爆弾を、落としただけだから!
帰り際に高山先生とすれ違ったので
ぺこりと頭を下げると。
「あいつ、胡散臭いよな」
うぎゃっ‼
耳もとで突然ささやき声が聞こえて
跳びあがる。
にょきっと
突然あらわれた遥先輩に
目を見開く。
「高山先生のことを
悪くいう人もいるんだ……
と思ったら、遥先輩」
「なんだよ、その冷たい態度は」
「別に」
ぷい。
「俺たちもう、
ただならぬ関係なのに
おかしいだろ、その態度」
「誤解されるような発言は
慎んでください」
遥先輩に背中を向けて、
足早にその場を離れる。
「つうか、
つきあってるんだよな、俺たち」
肩に乗せられた
遥先輩の手をパッと払う。
「つきあってません!」
「またそこから?
なにこれ、無限ループなわけ?
今朝、凛花のクラスメイトに
報告したばかりなのに?」
遥先輩が勝手に
巨大な爆弾を、落としただけだから!



