「せーとー!」 ハイテンションで病室に入ってきたのはお兄ちゃんの親友達の1人、瀬村 裕司《せむら ゆうじ》だった。 「裕司さん、どうしたんですか?」 カッコよくスーツを着こなしている裕司は今、どこかの高校の理事長をしているらしい。 あの高校生の頃の不良は何処に行ったのかと突っ込みたくなるくらい、カッコいい社会人になっている。