そろそろ、好きになれよ

私はそう言って、またドアの方に向こうとしたら


ドンッ


西宮くんに肩を掴まれる。


背中には固いドア、目の前には西宮くん。



もう危ない予感しかしません!!

ここは俯いて逃れるしかない!


「ね、もっかい言って」


西宮くんは私の顎を持ち上を向かせた。


「あは、顔真っ赤」


恥ずかしすぎてやかんのように耳からプシューと湯気が出る。


「い、言わない…」


こんな恥ずかしいこと本人目の前にして絶対言わないもん。


だからお願い帰してーーー!