そろそろ、好きになれよ

「はぁ西宮くんかっこよかったな」


見とけよって自信満々で言ったくせにほんとに点きめちゃうし。


今日の試合のことを考えながら、タオルを洗うため体育館横の水道に行こうと階段をくだっていると


ずこっ


「きゃ、」


考え事して歩いてたから1段踏み外してしまった。


う、落ちる!と思った時、


「あっぶねー」


って声と共に掴まれる私の腕。


「西宮くん!」


私の腕を掴んでいたのは西宮くんだった。