幼馴染と○○。


私、新澤茜の幼なじみ、中田 和は度のつくお人好しだ。



「ナカタって、変なツボとか頼まれたら買っちゃいそうだよね…。」



高校の入学式に向かうべく、中学までは学ランだったからか、鏡に向かって眠そうに初めてのネクタイと葛藤するナカタ。

ちなみに女子はリボンなので私は葛藤することなく、中田のベットに腰掛けながら昨日までなかった右耳の違和感に触れそんなナカタを観察する。



「.......これから入学式って時にそんな不吉なこといわないでくれる??」



そう言ってため息をつき、私の方を振り向いたナカタの耳には私が昨日開けたピアスが見える。



「だってさ、ほんとに一緒にあけてくれるとは思わなかった。」




そう言ってにっこり笑う私に向けられたのはナカタの呆れた顔。




「ちゃんとピアッサー2つ用意してたヤツが言うセリフかよ.......。」




そう言いながらブレザーを羽織るナカタを見て、私も床に置いてたリュックを背負い直す。