「はにゃり、お前はな…このクスリ飲んだんだと思う。しかも全部」
テーブルの上に置いたクスリの箱を手に取って、はにゃりに手渡す。
「俺が帰ってきた時には、猫化したはにゃりだったから…お前が何で飲んだのかはわかんねぇ」
はにゃりは真剣にその箱を見て、
「わ、わたし…一生このままにゃの……?」
ぽろぽろと涙をこぼす。
「記憶も戻って話せるようになったんだから、絶対元に戻れる方法もあるはずだから…泣くな」
はにゃりの頬に手を伸ばして、涙を拭う。
「…も、もし…元に戻れにゃかったら……?」
「俺が一生はにゃりを可愛がる。だから、安心しろ」
はにゃりは猫化してもすごく可愛い。この子が毎日いてくれたら癒しになること間違いなし。
だから、万が一戻れなくても離したりなんてしねぇし、一生可愛がる自信がある。
だからそう言ったんだけど…
はにゃりは何かが気に食わなかったのか、頬をふくらませる。



