私にとって 初めての恋人。 何もかも 全てが 初めてだったから。 疑問に思うことも 納得させてしまった。 誰かと 付き合うって こういうことなんだって。 栄二は 約束の時間に 遅れることが 多かった。 私は 待つことに 慣れていく。 栄二は 迎えに来たり 送ってくれなかった。 当時 私が住んでいた アパートと 栄二の家は 方向が違うから。 デートは いつも 現地集合 現地解散。