部屋の前に着いて奏多と目が合った。 『あんた、先に風呂入れば。俺は後でいいから』 『あ…うん。ありがとう、お兄ちゃん…』 『じゃ、おやすみ』 『おやすみなさい』 二人共、自分の部屋へと入っていった――…