どんなきみもだいすき



 (あ…そうか。)

 歳を重ねるにつれて俺は...身体も心も成長するのがわかって

 思春期なのか反抗期なのか、よくわからない感情が出てきて

 俺は、こいつとは極力関わらない様に避けてたんだ…。


 『…ごめん、俺あんたのことずっと避けてた』

 『……どうして?』

 『男には言えない事情ってのがあんの…』

 『教えてよ…お兄ちゃん…』


 『………』

 『………』


 沈黙が続く中――…

 奏多は口を開いた。