俺、生きてる? どこを見ても、いつも変わらない景色。 試しにほほを引っ張るが痛い。 生きてるんだ。 俺はベッドから降りて廊下に出た。 「れん、れん!!よかった…」 たまたま目の前にいた母さんが抱きしめてくる。 背中を少しさすると落ち着いたようだ。