少年、もとい秋がこうやって屋上に来るようになって1ヶ月は経っただろうか。

いつもと変わらない日常に、彼は唐突として現れ、そこから何故かは分からないが、
時折？いや、頻繁にこうして私を尋ねてくるのだ。

一人のこの時間が、この場所が好きだからわざわざここに来ているのに、私からすればたまったもんじゃない。