秋のなんでもない話を聞くうちに、
彼の色んな面が見れた。
ずっと昔から知り合いだったかのような、
不思議な感覚に包まれた。
だから彼の事なら大体の事は知っているつもりだったし予測できた。

私のそばに居る理由以外は。

「おやすみなさい」

また明日があるなら、
彼が明日も私のそばに居るのなら、
直接聞いてみようか。なんて。