純白の華は闇色に染まる



「ま、待って!」

彼は立ち止まりゆっくりと振り返った

「助けてけれてありがとう」

彼は一瞬目を見開いたが

すぐに元の顔へ戻った。

すると彼は

こちらに向かって歩いてきた

私の目の前まで来たかと思うと

私の頭に手を乗せ