しかも、私ではなく 遥に向かって 「バンっ」 「だめっっっ」 私は一か八か遙かの前に飛び込んだ そして私の体に 激痛が走った。 「お、おいにな、にな!にな!!!!」 「は、るか、大丈夫。大丈夫だよ? 大好き」 そう言って私は目を閉じた。