純白の華は闇色に染まる



「お前は俺らを信じてくれたのに

 俺らはお前を信じなかった。

 いや、信じようとしなかった。

 なのに。お前は優しいな」

砅の優しい口調になぜか

泣きそうになった。

そして視線を右に移した時

私は目を見開いた

だって速水組が

銃を構えていたから