純白の華は闇色に染まる



sideにな

砅が切ない声で私を呼ぶ

「解散なんてしないで!

 あなた達は一度だけでも

 私に居場所を、素敵な場所を与えてくれた

 あなた達に出会わなかったら。

 華蘭に出会うことなんてなかった

 だから私は感謝してる

 お願い。解散なんてしないで」


「にな、本当にすまなかった」