純白の華は闇色に染まる



奏多だ。無言の圧力で相手を惑わした。

するとパンチが飛んできた

しかも速い。これは流石に避けられない

と向こうは思ったのか

潮笑うようにして口角を上げたが

奏多は「おせぇんだよ。よそ見すんな」

と、鳩尾に蹴りを入れ一発KO

恭弥だ。

笑っている。こんな時に笑っているのだ

だが、相手はそれを見て浮かれた