▼第4章
1、球技会前日、お昼休みのクラス練習に参加しようとする翔子昨夜の回想。
翔子の代わりにバスケに出てくれる筈だった親友の香織が風邪でダウンだと電話がある→ごめんねと謝る香織にこっちこそごめんと謝る翔子→心配しないでと香織に告げる。

2、そうは言ったものの、気が重くて体育館の前で溜息をつく翔子→他の友達に代わりを頼んだが、真悟に代わるなと言われているからと断られた(回想)→真悟の真意が分からないと悩む。

3、体育館に入る翔子→ニコニコ笑顔を向ける真悟→どんな顔をしていいか分からずに無表情になる翔子。

4、他のメンバーに今までのことを詫びる翔子→頑張ろうと励ますメンバー→有り難いが、自分にバスケが出来るのか気が気じゃない翔子。

5、シュート練習でパスされる翔子→金縛りにあったように動けなくなる

▼第5章
試合当日、快晴。
1、晴れ渡る空を見上げ溜息の翔子→大雨と雷でも鳴ればいいのにと心で愚痴る→渋々体育館に向かう。

2、第一試合で麗華のクラスと当たる翔子→重い気持ちでウォーミングアップ→麗華が近づき「約束は覚えているわよね?」と挑発→むかっと来るがそれどころじゃない翔子

3、翔子の背中をバチンと叩いて「頑張ろう!」と笑顔を向ける麗華→麗華の真意が見えずに不思議がる翔子→真悟の彼女になりたいなら直接本人に言えば良いのにと思う。

4、試合が始まり隅で邪魔にならないようにしていた翔子→真悟が「翔子にボールを回すぞ!」→驚く翔子

5、真悟にパスをされるが、やはり動けない翔子→麗華にボールをカットされシュートに→悔しい翔子。

6、またも真悟が翔子にチャンスボールをパス→麗華にカットされる→このままじゃ、自分の為に負けると奮起する翔子→私は飛翔する子の翔子さんだ!と感情爆発。

7、真悟がゴール下にチャンス・ボールをワンバウンド・パス→ディフェンスを交わす翔子→周りの音が消える→3年前の夏の日と同じドキドキを感じる翔子

8、翔子のシュートが決まる→戻る歓声の音→真悟が頭をぐりぐりかき回す→遠くで麗華が綺麗なウインクを投げて来る→体育館の窓から青空を見上げる翔子→涙で少しにじむ空の青。


 おわり。