佳宏に導かれて、そのまま ベッドに入った二人。 佳宏の指が どこに触れても 美咲の体に 電流が走る。 佳宏が動くたびに 大きな波が押し寄せて 美咲は声を殺せない。 「美咲、すごいよ。」 佳宏は 眉を寄せて堪えながら呟く。 その顔をみた途端に 美咲は 大きな波に飲み込まれる。 その瞬間 佳宏も 「ああ。」 と切ない声を出して果てていった。