「あれ、そういえば、お兄ちゃんは……?」
その時ふとお兄ちゃんのことが気になって聞いてみたら、七瀬さんはチラッと階段のほうに目をやってから答えた。
「あぁ。千景は今彼女と電話中。邪魔したら悪いから降りてきた」
「そ、そうだったんですか」
なるほど。だから七瀬さん一人で現れたんだ。
「そう。だから今なら椎奈ちゃんと仲良く話してても平気そう」
「えっ」
意外なことを言われてドキッとする。
ウソ。それって……。
もしかして七瀬さん、お兄ちゃんの前では私とあまり話さないように気を使ってたりするのかな?
思わず彼をじーっと見つめてしまう。
「ん? どうしたの?」
そしたらふいに見つめ返されて、とっさに目を伏せる。
「あ、いえ……っ。な、七瀬さん眼鏡なの、珍しいなぁって思って」
「あぁ、これ?」
「目が悪いんですか?」
そこでなんとなく眼鏡のことを聞いてみたら、七瀬さんは片手で眼鏡をクイッと持ち上げながら答えた。
「あー、うん。あんまよくないかな。小さい文字とか遠くのものは見づらくて。だから勉強したり運転するときだけメガネかけてるよ」
「そうなんですね」
その時ふとお兄ちゃんのことが気になって聞いてみたら、七瀬さんはチラッと階段のほうに目をやってから答えた。
「あぁ。千景は今彼女と電話中。邪魔したら悪いから降りてきた」
「そ、そうだったんですか」
なるほど。だから七瀬さん一人で現れたんだ。
「そう。だから今なら椎奈ちゃんと仲良く話してても平気そう」
「えっ」
意外なことを言われてドキッとする。
ウソ。それって……。
もしかして七瀬さん、お兄ちゃんの前では私とあまり話さないように気を使ってたりするのかな?
思わず彼をじーっと見つめてしまう。
「ん? どうしたの?」
そしたらふいに見つめ返されて、とっさに目を伏せる。
「あ、いえ……っ。な、七瀬さん眼鏡なの、珍しいなぁって思って」
「あぁ、これ?」
「目が悪いんですか?」
そこでなんとなく眼鏡のことを聞いてみたら、七瀬さんは片手で眼鏡をクイッと持ち上げながら答えた。
「あー、うん。あんまよくないかな。小さい文字とか遠くのものは見づらくて。だから勉強したり運転するときだけメガネかけてるよ」
「そうなんですね」



