「あの、お願いがあるんですけど……」
おそるおそる切り出す。
「ご、合コンのことはどうか、お兄ちゃんには言わないでください!」
するとそれを聞いた七瀬さんは、ケロッとした顔で聞いてきた。
「なんで隠すの?」
「な、なんでって、それはっ……。もしお兄ちゃんが知ったらきっとショック受けるし、ますます心配するようになると思うし……」
七瀬さんもさっきのお兄ちゃんの態度を見てたら分かってくれると思ったんだけど、ダメかな。
「んー……それはちょっと約束できるかわかんないな」
「えっ!」
「俺、あんまり隠し事とかできないタイプなんだよね。うっかりポロッと喋っちゃうかも」
そ、そんなっ!
なぜかダルそうに足を組み、頭の後ろで手を組む七瀬さん。
「そこをなんとか、お願いしますっ!」
焦った私が目の前で手を合わせ必死で頼み込んだら、七瀬さんはそこでイタズラっぽくニッと笑った。
「まぁでも、椎奈ちゃんが俺の言うことなんでも聞いてくれるんだったら、黙っててあげてもいいよ」
「えぇっ!?」
おそるおそる切り出す。
「ご、合コンのことはどうか、お兄ちゃんには言わないでください!」
するとそれを聞いた七瀬さんは、ケロッとした顔で聞いてきた。
「なんで隠すの?」
「な、なんでって、それはっ……。もしお兄ちゃんが知ったらきっとショック受けるし、ますます心配するようになると思うし……」
七瀬さんもさっきのお兄ちゃんの態度を見てたら分かってくれると思ったんだけど、ダメかな。
「んー……それはちょっと約束できるかわかんないな」
「えっ!」
「俺、あんまり隠し事とかできないタイプなんだよね。うっかりポロッと喋っちゃうかも」
そ、そんなっ!
なぜかダルそうに足を組み、頭の後ろで手を組む七瀬さん。
「そこをなんとか、お願いしますっ!」
焦った私が目の前で手を合わせ必死で頼み込んだら、七瀬さんはそこでイタズラっぽくニッと笑った。
「まぁでも、椎奈ちゃんが俺の言うことなんでも聞いてくれるんだったら、黙っててあげてもいいよ」
「えぇっ!?」



