七瀬さんが呆れたように笑ったら、そこにまたお兄ちゃんがツッコんだ。
「仕方ねぇだろ~? 妹をかわいがるのなんて普通じゃん」
「お前の場合普通じゃないだろ」
「いや、だってうちの椎奈は特別可愛いから!」
やだもう、やめてよお兄ちゃん。可愛い可愛いって、恥ずかしいんだけど。
それを聞いた七瀬さんがクールな顔で問いかける。
「じゃあもし、彼氏とかできたらどうすんの?」
「……なっ。そんなのまだ早い! 俺が許さん!」
「いや、だってもう高校生だろ? 妹さん」
なぜか私の話題になっているのがちょっと変な感じだった。
するとお兄ちゃんはいつものように私のほうを見て。
「椎奈は彼氏なんかつくらないもんなー? お兄ちゃんがいるもんなー?」
「仕方ねぇだろ~? 妹をかわいがるのなんて普通じゃん」
「お前の場合普通じゃないだろ」
「いや、だってうちの椎奈は特別可愛いから!」
やだもう、やめてよお兄ちゃん。可愛い可愛いって、恥ずかしいんだけど。
それを聞いた七瀬さんがクールな顔で問いかける。
「じゃあもし、彼氏とかできたらどうすんの?」
「……なっ。そんなのまだ早い! 俺が許さん!」
「いや、だってもう高校生だろ? 妹さん」
なぜか私の話題になっているのがちょっと変な感じだった。
するとお兄ちゃんはいつものように私のほうを見て。
「椎奈は彼氏なんかつくらないもんなー? お兄ちゃんがいるもんなー?」



