「……っ!」 河川敷を駆け上がって屋台が立ち並ぶ道まで出たあと、人の流れに逆らってひたすら前へと突き進む。 バカ……。 こんな状況になって初めて気づかされるなんてっ。 なんで今になって、好きだなんて……っ。 走っていると涙が横に流れて消えていった。 胸の痛みはいつまでも消えなくて、どんどん大きくなるばかり。