夢を見た。 18歳の私。 その頃、私は夢を追いかけて念願だった美容専門学校に通っていた。 勉強をすることが楽しいと思えた。 知らないことを知るって、こんなにも楽しいんだ……、と。 だけど、辛さに負ける弱い自分もあった。 独りでお弁当を食べる私。 声をかけることも、かけられることもない。