だけど、言えなかった。 私が障害者として、手帳を持っていることも、使いたい、ということも……。 恥ずかしいと感じた。 自分の今の状態を、自分自身で受け入れていないからだ。 障害者手帳を堂々と使えない私は、自分自身を否定しているようで、悲しくなった。