「赤とか青とか黄色とか、なんでこんな色になるんだろ」
見ていると不思議な気分になる。
「何か癒されるね」
そう言ったミナトは優しくフワフワと泳ぐ熱帯魚を見ている。
その横顔は優しくて…
キラキラした瞳は何だか幼くて…
熱帯魚そっちのけでミナトをずっと見ていたくなった。
「ちょっと可愛く思えてきた」
わたしの方を見てそう言ったミナトにドキッとした。
わたしに言ってる訳じゃないことは分かってるけど
「可愛い」なんて言われたら嫌でもドキドキしちゃう。
「ミナト、ハマっちゃうんじゃない?」
ドキドキがミナトに伝わらないようにそう言った。



