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「友佳里(ユカリ)、おはよう」
翌朝、高校に入って仲良くなった友佳里に話しかけた。
長い黒髪を巻いていて背が高い美人だ。
性格はハキハキしてるけど可愛らしい所もあるしっかり者だ。
「おはよう、ね、さくら聞いてよ!」
珍しく友佳里がテンションを上げている。
「どうしたの、友佳里」
「昨日ね、彼と付き合って2年記念日だったんだけど…」
そう言って友佳里は胸元でキラキラと輝いているネックレスを見せてくれた。
「うわぁ、綺麗だねっ」
キラキラと輝くネックレスはシンプルな造りながらも存在感をきちんと漂わせている。
「彼がプレゼントしてくれたの」
嬉しそうにネックレスを見る友佳里はとても可愛らしい。



