サクラアメ 【完】





サクラアメを最後まで読んでいただきありがとうございました!


このお話は随分前に書いたお話で、途中で放棄してしまっていたのですが、続きを読みたいと言ってくださった読者さまがいらっしゃって、待っていてくれる方がいるなら!と執筆を再開させたものです。


なので、大まかなストーリーは覚えていても忘れてしまっている事も多々あり、当時考えていたストーリーと今書くストーリーでは違う点もありました。

矛盾がないように⋯と気を付けながら書いていましたが、もう書けない!と投げ出した作品な上に時間が経っての執筆再開は本当に難しく、力不足を痛感しています⋯。

(さくら、ミナトの平仮名カタカナ表記は統一させようとしたのですが雰囲気的にこちらの方が良いと判断したのでそこら辺はご容赦ください)



このお話は、ずーっと心の隅で完結させたいと思っていたので、こうして完結させる事が出来て嬉しいです。

書いている間は苦しいこともありましたがいざ完結してしまうと二人を書くことはもうないのかあ⋯と寂しくもあります(笑)


そしてタイトルの「サクラアメ」。これはさくらの涙だったり、作中の重要なシーンで降る雨を表しています。

(といっても雨を振らせたかったシーンで、雨を降らせられなかった所もあるので随分少なくなってしまいましたが!)



さて、場面転換が多いようであまり起伏のなかったようなそんなお話、最後の方は駆け足気味になってしまいましたが拙いわたしの文章に着いてきてくださりありがとうございました。



最後の結末は初めから決めていました。

ラストシーン、さくらがぶつかった人物はミナトだったのか。それは現実なのか。
その後二人はどうなったのか。

それは全て読んでくれた方の想像に任せたいと思います。


ただ一つ、どんな結末であってもそれはハッピーエンドです。



では、ここまで読んでいただきありがとうございました!



また出会えますように。


心より感謝を込めて。




結城 三葉


2022.05.13