一つも変わることなく、

あの頃のまま、あの頃以上に、わたしは今でもミナトを愛している。

この想いは何年経ってもわたしがおばあちゃんになっても、色褪せることなくわたしの心を占めているのだろう。




ミナトは今、何をしているかな?

誰といるのかな?

先生になって日々の毎日を笑って過ごしているのかな?





もしもミナトがわたしと同じように今でもわたしを好きでいてくれていたら⋯。

この広い東京で、日本で、世界で、もしまた偶然巡り会える運命を、信じている。