二人でレジャーシートに座ると、さっそく買ったたこ焼き、焼きそばを取り出す。
「おいしそうだね、いただきます」
そう言ってさくらがたこ焼きを一口頬張った。
「!あつっ…、」
思ったより熱かったらしく、たこ焼きを頬張りながらハフハフ言っている。
「出来立てだからね、火傷してない?」
そう言うとさくらは
「大丈夫」
と熱そうに言った。
二口目はフーフーと冷ましてから食べていた。
「なんかこういうところでたこ焼きとか食べると普段より美味しく感じるね」
「景色もいいしね」
桜は綺麗だし、普段と違うからだろうか。
普通に家の中とかで食べるときより美味しく感じる。
「今日でたこ焼き食べたの三回目くらいだけど今まで食べた中で一番おいしい」
さくらがニコニコしながら言った。
「あんまりたこ焼き食べたことないの?」
「小さい頃に食べたことがあるくらいかな」
なんというか、やっぱりさくらはお嬢様なんだと思う。



