サクラアメ 【完】


しばらく桜並木を歩いてるともうすぐ昼だと気づいた。




「もうすぐ昼時だし、何か買って食べる?」



「そうだね、お腹も空いてきちゃったし」



「何食べたい?」



聞くとさくらは「うーん…」と悩みだした。




「色んな屋台があって迷っちゃうね」

何を食べるか迷っているはずなのに何故かさくらは楽しそうだ。


キョロキョロと近くの屋台を見渡している。




そして、少しの時間悩んだ結果、



「たこ焼きにしようかな」


たこ焼きに決めたようだ。


その姿に思わず笑ってしまった。




「…何で笑ってるの?」


「何か楽しそうだなって」





そう言うとさくらは



「だってどれも美味しそうだからさ、食べ物のことになると思わず笑みがね」



と言いながらイタズラッぽく笑った。




「ミナト何にする?」


「俺は焼きそばにしようかな」


「じゃあ買って食べようか」




こうして屋台でたこ焼きと焼きそばを買うことにした。