サクラアメ 【完】



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「わぁー…」


桜並木の入り口まで来るとズラーッと桜の木が並ぶ光景が広がる。



それを見るさくらは目を輝かせていた。



ゆっくりと歩きながら桜を眺めて行く。




「満開ではないけど、これはこれで綺麗だね」


「そうだね」



もう来週には全て散ってしまいそうな桜たちも
1つ1つは満開の花びらを咲かせている。


散り際の桜をこんなに綺麗だと思ったことはない。


こんなに綺麗だと思えるのは、さくらと見ているからだろうか。