サクラアメ 【完】

ミナトの腕の中は温かくて、優しくて。


涙が出そうだった。


我慢しないとその温もりだけで泣いてしまいそうだった。





全てを知ってもわたしと一緒にいたいと言ってくれた。


好きだと、言ってくれた。


一緒に逃げてくれると、言ってくれた。


傷ついてもいいと、言ってくれた。



そんな人、ミナト以外にはいない。





好きな人といることは悪い事じゃない。


ミナトの言う通りわたしの未来はわたしのもの。



ならわたしは好きな人といることを選ぶ。


ミナトといることを、選ぶ。