翌日。
久し振りにぐっすりと眠れたリーファネルは、顔を洗って身仕度を済ませる。
腰に剣と二丁拳銃を据え、ふぅ......と息を吐いたところで扉をノックされ、「ディアスだけど」と声を掛けられた。
今日はディアスのライセンス取得の為、戦闘の腕が見たいと、ルギィから相手役に指名されているのだ。これからギルドに向かう事となっている。
扉を開くと「おはよう」と笑顔で言われ、すっと頭を下げられた。
「今日は宜しくお願いします」
しっかりと挨拶をする丁寧な姿に、リーファネルはそっと微笑む。
「ああ。それじゃあ、『マルシェ』へ行こうか」
そう促して上体を起こしたディアスと共に宿にお金を払って後にし、ギルド『マルシェ』へと向かう。
「初めに言っておくが、私を女だからと加減するんじゃないぞ」
「分かってる。リーファは強いから本気で挑むよ」

