翌日から、ヴァルテリとともに式典練習が始まった。

ヴァルテリの時間が許す限りは何時間でも練習を行った。

ヴァルテリの予定がどうしても会わないとき、アイリーンはひとりで練習を続けた。



その成果もあり、ふたりは式典での行動や挨拶、すべてを3日で完璧に仕上げた。

それ以降は舞踏会で踊るために、ダンスの練習をしたり、政務をしたり、カルロティーのレッスンを受けたりと当日まで今までと同じように過ごした。