アイリーンが農業を提案してから8年後。

アイリーンの農業計画はすべてがうまくいき、飢饉に苦しむことや仕事を失う人はいなくなった。

そして、国内が豊かになっただけではなく、これもまたアイリーンが提唱したことであったが、オベリア国は作物の輸出にも力を入れ、現在は自他ともに認められるほどの先進国となっていた。