転生令嬢の悪役回避術ー心を入れ替え女王になりましたー

「アイリーン、大丈夫?」

自室のベットに座りながらリンネに背をさすられている時、廊下から声が聞こえた。

リンネが一瞬アイリーンの元を離れ、扉を開けるとそこには心配そうな顔をしたカルロティーが何か飲み物を持って立っていた。

リンネに案内され、アイリーンの側へ行くと、カルロティーは持っていた白湯をアイリーンに手渡した。

「ごめんなさいね、急にこんなことを聞いて。
月のものって来ている?」

「そういえば3か月ほど来てないです…」

晩餐室から離れたため、肉の匂いを感じなくなったアイリーンは少し気分が落ち着いた。

「もしかしたら妊娠しているかもしれないわね。
医者を呼びましょう。

リンネ、ここに呼んできてもらえる?」

妊娠の可能性があるため、急ではあるがアイリーンは本当に妊娠しているのかを確かめるため、カルロティーは私室に医者を連れてくるようリンネに頼んだ。

リンネは一礼するとアイリーンの私室を出ていき、医者の元へ向かった。