「そろそろ時間だな。
ニーナ、準備はいいか?」

「もちろん大丈夫ですわ、ヴィック。」

「不当な意見出ない限り、俺たちは何も発言しない、それが今後のためになる。
いいんだよな?」

「はい。
ちょっとしたことで助けるようでは今後のためにならないですから。」

「了解。
それじゃあ行こう!」

ヴァルテリはアイリーンの手を取り、政務室を出た。

アイリーンとヴァルテリはゆっくりと歩を進めながら議会場へと向かった。