「え、『パイナポー』??」

俺が首をかしげると、桐生さんはハッとした。

「すまん、お前の頭があまりにもどっかにイっちゃってるから、知らず知らずのうちに影響されたようだ」

「桐生さん大丈夫?」

「お前こそ、頭は大丈夫か?」

「正常だよ」

俺がニコッと笑うと、桐生さんは何故かすごく蔑んだ目をする。


「あれー?凉ー?」

ん、誰だろ?

あー、桐生さんのお友達の、皇さんだ。

「おっ、良いところにっ」


あ…桐生さん笑顔…。




なんか、悔しい。


「お~、クズマゾ王子じゃん」

「千璃、助けてくれっ、ああっ、いや
逃げろ!マゾの餌食にされんぞ!」

こほんっ(←咳払い)

言っとくけど、俺のタイプは辛辣で厳しいクールな女の子。
ついでに上からものを言ってくれる女の子も。

そういう娘が好きだけど誰でも良いわけじゃないo(`Д´*)o

今の俺は桐生さん一筋なの❤️