孤独な少女と一匹オオカミ

「ううん。なんでもない。
ただお礼を言いたかっただけ。」

と言った。

「ね、寧々はさ、
僕の前から居なくなる事ないよね」

と、蒼は呟くように言う。

いなくなる?
「なんか、寧々がいる日々が当たり前になってるから。」

と言った。

「うん。いなくならないよ」

私がそう言うと

蒼は、安心した顔になった。