孤独な少女と一匹オオカミ

私がお礼を言うと

「いいえ。てか、それあげるよ」

と言われた。

いや、いや、さすがに申し訳ない。

それに、これ持ち歩けないし。

私が迷っていると

「てか、君いつもそこで寝てるの?」

へ?

彼は、私にそう言った。

「うん。そうだよ」