孤独な少女と一匹オオカミ

「う、うん。大丈夫」

と彼は言った。

なにが大丈夫なんだか。

タオルもない。

あ、パーカーならある。

私は、パーカーを彼に渡した。

「服、びしょ濡れ。風邪引くからパーカー貸してあげる。上の服脱いできなよ。一応そのパーカー大きいサイズだから、男の人でも入ると思う」


私はそう言って、着替える所を見ないように背を向けた。