完璧王子の裏の顔。







「やっぱり凄い人気だねー、さすが王子と呼ばれるイケメンだわ」





小町は関心しているようでおそらく呆れている。





「あっ!愛深、もう体育祭始まっちゃう!」





えっ、まじで!?





「急ご!!」





私達は急いで会場の自分の席へ向かった。





『えー、それでは……』





ん〜……開会式めんどくさいな…





「開会式ってだるいねー」





「うんー……」





早く競技終わらせて早く帰りたい……





「優勝目指して頑張ろ!」





小町はガッツポーズをしたのに対し、





「うん、頑張ろうねっ!」