完璧王子の裏の顔。







スーっと大きく息を吸うとスッキリした気持ちになった。





「それでは各クラス番号順に並んでくださーい」





合宿でのリーダーさん達からの指示が出たので小町と一緒に集合場所へ向かう。





「じゃーこの後荷物を男子は体育館、女子は指定されたコテージに置いてきて。10分後、調理場で集合な」





確かこの後すぐにご飯作るんだっけ……はぁ…既に大変。





「愛深!一緒に行こ、コテージ」





「うん…」





既にやる気をなくした為、少し声の浮き沈みが出てしまう。





「愛深もう元気なくなってる。10分後にてご飯作るとか、面倒だよね」