「わ、笑いすぎだよ!?」 「わ、わりぃわりぃ···くくっ···」 どこに笑う要素があったんだろう? 「まぁいいや。今度合宿あるだろ?その買い物にもついてきて貰うからな」 え、 「合宿ってあったっけ?」 私は訳がわからなくて聞き返すと驚きの目で見返された。 「おう。来月に合宿あるからって今日HRで担任言ってたんだけどもしかして聞いてなかったのか?」 コクンと素直に頷くと篠原君は私を怪しむような目でみてきた。 「お前まさか···居眠りでもしてたのか?」