「えっ!?愛深、篠原君の事気になるの!?」 「シーッ!小町声大きいよ···!それに私、そこまで大袈裟に言ってない」 「あっ···ご、ごめんごめん」 お昼休みが終わって私と篠原君はそれぞれの教室に戻った。 5·6限の授業は受けたけど、授業に集中出来なかった。 授業中も頭に浮かぶのは篠原君の悲しそうな顔だった。 今は学校が終わって小町と下校している途中。 「それで?」 「え?」 なんだか小町、ニヤニヤしてるし··· 「何?」