それから何日も過ぎてあっという間に冬休みは終わってしまった。





あの日──銀河と両想いになったと小町に報告したら自分の事のように喜んでくれて、『今度Wデートしようね♡』と言ってくれた。





ブー、ブー、





ん……?なに…?





お布団で気持ちよく寝てるところを枕元にあるスマホに起こされてうなされている私。





布団からもぞもぞ出ながらスマホを確認する。





" 銀河 "





ん、銀河からか…





通話ボタンを押して電話に出る。





「……もしもし、?」





『おはよ、愛深。起きとるか?』