完璧王子の裏の顔。







気づけば太陽が沈んで星たちが輝き始めていた。





「よし、もうそろそろかな」





ん?なにかあるのかな?





「愛深、行くぞ」





「あ、うん…」





篠原くんのあとを追って行くと、大きな広場に出た。





──あれ…?ここ、なんだか覚えが……





「愛深!」





「え、何?」





篠原くんが指指した方を見る。





「3・2・1──」





……?





パッ──





私の目の前でおおきな木が光り始めた。





え?これって──