えぇ!?篠原くんが女の子達にナンパされてる…!? なんか…嫌かも… もやもやしながら篠原くんを見つめてると篠原くんとバッチリ目があった。 「愛深!遅いよ」 篠原くんは女の子達を掻き分けてこちらにやってきた。 「……女の子達は良かったの?」 こんな気持ちだからなのかな、嫌な言い方しちゃう… 「いいんだよ。さ、行こーぜ」 篠原くんはふっと笑って左手を差し出した。 「ん……?」 何、この手…? 「ほら、早く手ぇ貸せ」