「あ、おはよう小町」 「『あ、おはよう小町』じゃないわよ!どこで王子と知り合ったの!?」 目をキラキラさせて私を見ている子は中学からの親友の杉本小町。学校の噂などに詳しくてイケメンなどが大好きな子。 「じ、実は······」 こうして私は小町に篠原君と関わった事の全てを話さなくてはいけなくなってしまった。 「ふーん···そうゆう事か」 小町は真剣に話を聞いてくれたけど、聞き終わった今の時点で小町はなんだかニヤニヤしていた。 「もうっ!なんで小町ニヤニヤしてんの!?」